研究室の備品
伊東研究室が保有・管理している研究備品を紹介します。
パワーメータ
ディジタルパワーメータにより,1台で微小電力から大型電力まで,その他にもTHDや力率等様々な計測を容易に行うことができます。 PW8001を始めとするHIOKI製を6台,WT5000を始めとするYokogawa製を15台,その他3台の計24台のパワーメータを保有しています。
オシロスコープ
実機の動作波形を確認する際には欠かすことのできない測定機器です。 Tektronix製を21台,YOKOGAWA製を6台,Agilent製2台,GW Instek製1台のオシロスコープを使用しており,研究室では計30台保有しています。
基板加工機「FPZ-31AT」
MITS社製の基板加工機です。オートツールチェンジ機能を有しておりパーツ交換のたびに 停止することがありません。実機製作の強い味方です。
LCRメータ
LCRメータは回路要素のパラメータを測定する機器です。 精度も高く,パラメータの調整時に活躍します。 DC/DCコンバータや高周波電力変換器を研究テーマとする人が多く利用しています。 写真の他に,伊東研究室では周波数帯域の異なるLCRメータをもう1台所有しています。
アイソレーションシステム
アイソレーションシステムはグラウンド電位の異なる波形を正確に計測するために必要です。 通常は差動プローブを用いますが,差動プローブでは同相除去比の制約により,正確な測定ができない場合があります。 アイソレーションシステムでは,バッテリを用いることで高耐圧・高周波でのフローティング測定を可能としています。
高速パワーエレクトロニクス回路シミュレータ「PLECS」
パワエレシステム用高速回路シミュレータです。波形解析や制御系の設計, モータドライブのシミュレーション等を高速に行えます。本研究室では, まずこのPLECSを用いて動作確認を行った後,実機を製作するパターンがほとんどです。
実験用各種電源
インバータや,DC-DCコンバータなどの実験をする際,主に直流電源として使用します。 研究室では,実験用電源を10台,回生電源を4台,合計14台を所有しています。
高周波電源
高周波での実験に欠かせない高周波電源です。広範囲に出力周波数を調整することができ, 150kHzから15MHzまでの任意の周波数を出力します。
電子負荷
負荷の急変を実験的に模擬することができる装置です。また,負荷の値を可変できることから,幅広い範囲での測定が可能です。
インピーダンス/ゲインフェーズアナライザ
高電圧を印加した状態のコンデンサやインダクタといった電子部品のインピーダンス周波数特性 測定することができます。電圧により特性が変化するような,回路素子のパラメータを正確に把握す ることが可能です。