研究内容 -ワイヤレス電力伝送/高周波-

伊東研究室では,変換器の小型高効率化に向けたスイッチングデバイスの高周波スイッチング技術に関する研究や,ワイヤレス電力伝送システムの開発を行なっています。特に,下記の項目について研究を行なっています。

ワイヤレス電力伝送向けシステムの開発

ワイヤレス電力伝送は数十kHzから数十MHzといった高周波で行われるため,ワイヤレス電力伝送向けの電源や,受電側整流器の高周波化を行う必要があります。私たちは,これらの変換器の高効率化や低コスト化を図ることで,ワイヤレス電力伝送システムの普及拡大を目指しています。また,最近では大容量向けのワイヤレス電力伝送システムの研究・開発を行っています。

高周波スイッチング技術に関する研究

次世代パワーデバイスは高周波領域で使うことができるため,電力変換器の高電力密度化,小型化,高効率化が可能となります。 そのため,SiCやGaNといった次世代パワーデバイスや,電流形構成のゲート駆動回路を用いることで,高周波スイッチング実現に向けた基礎技術の確立を目指しています。


伝送コイル

高周波GDU回路